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‘’ sha-la ‘’ つくばの家

つくば市内、洞峰公園に程近い住宅街、
30坪のコンパクトな敷地での計画。
ご夫婦とお子様2人が住まう家です。

ガレージの要件を満たし、最大限に建築面積を確保しながらも
少しでも緑を楽しめるようにと
シンボルツリーのある庭を計画した配置となっています。

タイトルの、’’ sha-la ’’ですが、
” sha ” は、斜めの「シャ」
” la ” は、らせんの「ラ」

この建物の形状には、
平面上で2本、
立面上で1本の「斜め」のライン(壁)があり、
30坪の小さな敷地において
光の入り方や視線の操作など
とても重要な意味を持っています。

外観は白い箱型がベースですが、
ファサード面の、斜めに伸びる2本の外壁ラインが
奥行や広がりを感じさせると同時に
オンリーワンの表情を生み出しています。

そしてこの家のシンボル的存在の
「らせん階段」。
視覚的にも、動線としても、軸となり、
家族をつなぐ絆のような…
そんなシンボリックなオブジェといえます。
階段上部のトップライトからの光を1階まで伝え、
また、家族の上り下りする様子がLDKからよく見える、
そんな階段です。

また、「シャラ」ということばの響きも
さわやかで凛とした、
でもどこかやさしさもあり、
この建物の雰囲気に似合っていると思っています。

1階はワンルームのLDKと水回り。
アイランドキッチンタイプで、キッチン背面は大容量の壁面収納。
家族みんなが使えるスタディースペースも設けています。

2階は、主寝室と子ども部屋、そしてバルコニー。
子ども部屋は敷地奥側に配置された5~6畳の小さなスペースですが、
広めのロフト空間と、ハイサイドの窓のおかげで
明るくて、様々な使い方ができる、ゆとりのある空間となっています。

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掲載関連

◆「センスを磨く!住宅デザインのルール7」(X-Knowledge)
  https://www.edodesign.jp/1222/

◆ オンラインマガジン homify
  https://www.homify.jp/ideabooks/6146414/らせん階段が持つバリエーション豊かな階段デザイン
◆ オンラインマガジン homify
  https://www.homify.jp/ideabooks/6032670/らせん階段のメリット・デメリット

◆ オンラインマガジン homify
  https://www.homify.jp/ideabooks/28967/homify360-sha-la
◆ オンラインマガジン homify
  https://www.homify.jp/ideabooks/140422
◆ オンラインマガジン homify
  https://www.homify.jp/ideabooks/646936

 

所在地: 茨城県つくば市
竣工: 2014年2月
敷地面積: 99.17㎡(30.0坪)
建築面積: 42.32㎡(12.8坪)
延床面積: 80.99㎡(24.5坪)
用途地域: 第一種中高層住居専用地域
構造: 木造在来
規模: 地上2階建て(ロフト付)
用途: 専用住宅
構造設計: 正木構造研究所 正木健太
施工: 株式会社岡田工務店
写真: 西川公朗
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