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” hug ” 土浦の家

コロナ禍前、設計を進めていた頃は

まだご夫婦2人家族でしたが、

出来上がった住まいには

お子さんが2人増えて、4人家族で住まうことになりました。

 

コロナ禍のウッドショックの影響も受けましたが

施主工事で施主自身も現場に関わったりしながら、

大切にはぐ(hug)くんで、つくりあげた家です。

 

緩やかな勾配の切妻屋根、

ぐるっと家の周囲を囲った軒裏が板貼りの庇、

バルコニーを囲った格子など

無垢材を使用した木部が、ぎゅっとハグ(hug)して包み込むような

アクセントとなった外観デザイン。

 

吹き抜けのLDK、

1階と2階がゆるやかにつながり

屋根と同じ勾配の、構造あらわしの勾配天井が

空間全体をやさしく守っています。

 

1階水回りは回遊動線となっており、

ひろびろとした小上がり和室は、子育てに大活躍。

輻射熱冷暖房を採用し、やさしいあたたかさと涼しさに

包み込まれる住まいです。

 

設計からお引渡しまで少し時間がかかりましたが

施主家族と住まいが、はぐ(hug)くまれていく様子に

こちらも心あたたまり、

やさしさやあたたかさにぎゅっと包まれる(hug)

すまいとなりました。

 

※長期優良住宅

※フラット35

 

所在地: 茨城県土浦市
竣工: 2023年3月
敷地面積: 498.39㎡(150.5坪)
建築面積: 104.34㎡(31.5坪)
延床面積: 189.29㎡(57.1坪)
用途地域: 市街化調整区域 無指定
構造: 木造在来
規模: 地上2階建て
用途: 専用住宅
構造設計: 谷亮介構造設計室 谷亮介
施工: 有限会社塚田建設
写真: 西川公朗
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