コロナ禍前、設計を進めていた頃は
まだご夫婦2人家族でしたが、
出来上がった住まいには
お子さんが2人増えて、4人家族で住まうことになりました。
コロナ禍のウッドショックの影響も受けましたが
施主工事で施主自身も現場に関わったりしながら、
大切にはぐ(hug)くんで、つくりあげた家です。
緩やかな勾配の切妻屋根、
ぐるっと家の周囲を囲った軒裏が板貼りの庇、
バルコニーを囲った格子など
無垢材を使用した木部が、
ぎゅっとハグ(hug)して包み込むような
アクセントとなった外観デザイン。
吹き抜けのLDK、
1階と2階がゆるやかにつながり
屋根と同じ勾配の、構造あらわしの勾配天井が
空間全体をやさしく守っています。
1階水回りは回遊動線となっており、
ひろびろとした小上がり和室は、子育てに大活躍。
輻射熱冷暖房を採用し、やさしいあたたかさと涼しさに
包み込まれる住まいです。
設計からお引渡しまで少し時間がかかりましたが
施主家族と住まいが、はぐ(hug)くまれていく様子に
こちらも心あたたまり、
やさしさやあたたかさにぎゅっと包まれる(hug)
すまいとなりました。
※長期優良住宅
※フラット35