素材生産現場見学会に参加してきました
2019/11/13
昨日11/12に
若手建築士のための素材生産現場見学会に参加してきました。
茨城県産の木材が
森からどのように私たちのもとにやってくるか、
川上の現場をのぞいてきました。
大井川県知事に命名いただいた
森林ガール5人も久々の再会です。
常陸大宮の森へ
伐り時の55~60年生の杉の森が
ピークを迎えていて、
今伐って、新しい苗を植えていかなければならない状況です。
(若い樹齢の杉の森が少なく、次の世代の森を育てていかないといけません)
大型重機を利用して
あっという間に、木を倒し、枝をはらい、丸太にしていきます。
(大男でなくても、女性でも従事できます!)
良質な茨城県産材を
どんどん伐って使うことが
未来の森を守ることになるなんて!
森の現場のあとは
茨城県産材のひのきを専門に扱う
製材所を見学
丸太の樹皮をはいで
大きな帯のこへ
丸太の中心部を角材として
切り出し、周囲の材もセンサーで厚み別に選別
建具の枠材に利用できるもの、
化粧材に利用できるもの、
胴縁といった下地材に利用できるもの、
サイズと節などの入り方を見ながら
今度は人の手で仕分けしていきます。
無駄が出ないよう
チップにしたり
そしておがくずにしたり
茨城県産の木材は
建築材料として最も使用される
杉とひのきがメイン
どちらも目が詰まっていて
強度と美しさを兼ね備えた
一級品
魅力度ランキングが最下位のように
ただアピール下手なだけ
とても勉強になった一日でした
※弊所インスタグラムで
大型重機が木を伐る様子や、帯のこで製材される様子の動画を
アップしていますので、是非見てくださいね