土浦 二世帯住宅の増築&改修 工事スタート
2019/06/19
土浦市内で
築20数年、二世帯住宅(7人家族)の
増築+既存改修の工事がスタートしました。
既存住宅には水回りがひとつしかなく、
子世帯の3人のお子さんも年頃になり、だんだんと親世帯と子世帯の生活リズムも
ずれてきて、水回りを親世帯、子世帯それぞれに設けるために
増築と既存改修をおこなう計画となりました。
10㎡を超える増築を行う場合、増築の建築確認申請が
必要となってきます。
既存部分は、新築当時の法は満たしているものの、
現行法の基準に達していない「既存不適格」という状態。
当時の建築確認申請の図面がちゃんと残っているか、
完了検査を受けているかどうか、が大きなポイントになってきます。
この案件は、
完了検査は受けていませんでしたが、建築確認申請の図面を含め
構造図(基礎や躯体の伏図)などのも図面がしっかり残っており、
「既存状況調査」を行った上で、ほぼ図面通り施工されていると推測されたため
増築の確認申請時に非常に助かりました。
今後も改修の案件が、業界として増えていくでしょう。
新築と違って、増築や用途変更の確認申請はなかなか一筋縄ではいきません。
そして、現場でも
新築とは違う難しさがありますが、
リノベーションの面白さも、もちろんあって
現場が進んでいくのが、非常に楽しみです。
住みながらの工事で、まずは増築部分を仕上げつつ、
既存部分もエリアを分けて、段階をふんで工事を進めていくので
今年いっぱいは工期がかかりそうです。
インスタグラムを中心に、工事進捗をアップしていきますので
是非ご覧になってください。
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